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配偶者のパパ活・ママ活は不倫になる?実態・お手当・不貞行為と慰謝料請求を解説

横浜で浮気調査をする探偵
【この記事の結論】

パパ活・ママ活は、食事やデートだけなら通常は法律上の不貞行為にはなりません。ただし、ホテルや宿泊を伴い性的関係があれば不貞の問題になります。名称ではなく、実際にどこまでの関係だったかを確認することが重要です。

夫の「パパ活」や妻の「ママ活」。もし自分の配偶者がやっていたら…決して許せる事ではないと思います。「ただ食事をしただけ」「お小遣いのやり取りだけ」と言い訳されることも多く、「これって浮気や不倫になるの?」「相手に慰謝料は請求できるの?」と悩む方も多いでしょう。

恋愛感情がなければ、若い女性にお金を払って何度も会っても浮気ではないのでしょうか。ホテルに行っていなければ、妻は何も言えないのでしょうか。答えは、そんなに単純ではありません。

パパ活・ママ活には、食事だけの関係から、デート、旅行、性的関係を伴うものまでさまざまな形があります。そして、法律上の不貞行為にあたるかどうかと、夫婦にとって許せる行為かどうかは別の問題です。

この記事では、そもそもパパ活・ママ活とは何をするものなのか、お手当はいくらなのか、なぜするのかといった実態から、「パパ活だから不倫ではない」と言われたときに確認すべきことまで、順番に解説します。

目次

パパ活・ママ活とは?

パパ活は、一般的に年上の男性と年下の女性が食事やデートなどをし、男性側が女性に金銭やプレゼントなどを渡す関係を指します。反対に、年上の女性が年下の男性に金銭やプレゼントなどを渡しながら会う関係は「ママ活」と呼ばれています。

ただし、どちらにも明確なルールがあるわけではありません。食事だけの人もいれば、買い物、ドライブ、旅行、性的関係まで進む人もいます。

パパ活とは

パパ活では、男性が女性に渡す金銭を「お手当」と呼ぶことがあります。食事代を負担したり、洋服やブランド品を買ったり、現金を渡したりすることもあります。

ただし、「パパ活」という言葉そのものには、性的関係があるかどうかまでは含まれていません。そのため、「パパ活をしている」と分かっただけでは、二人が実際に何をしているのかまでは分かりません。

ママ活とは

ママ活は、主に年上の女性が年下の男性に金銭やプレゼントなどを渡しながら、食事やデートをする関係です。パパ活ほど市場や専用サービスは大きくありませんが、食事だけの関係から恋愛・性的関係を伴うものまで内容には幅があります。

パパ活・ママ活の相手とはどこで出会う?

「夫は若い女性と知り合うような生活をしていないのに、どこで出会ったの?」そう思う方も多いでしょう。現在は、パパ活専用サービスだけでなく、さまざまな場所から関係が始まります。

パパ活専用アプリ

パパ活を目的としたマッチングサービスがあります。プロフィールから相手を探し、メッセージをやり取りして、実際に会うという流れです。

交際クラブ・デートクラブ

登録した男女を運営会社が仲介し、デートをセッティングするサービスです。パパ活という言葉が広がる以前から、経済的に余裕のある男性と女性を結びつけるサービスは存在していました。

マッチングアプリ・出会い系サイト

パパ活専用ではない一般的なマッチングサービスから関係が始まることもあります。そのため、「パパ活アプリがスマートフォンに入っていないから大丈夫」とは限りません。

X・Instagram・ThreadsなどのSNS

SNSから個人的に連絡を取り合い、実際に会うようになるケースもあります。

水商売や飲食店など

キャバクラやラウンジなどで客と従業員として知り合い、その後、店外で個人的に会う関係になることもあります。もともとの知人や仕事上のつながりから、後になって金銭を伴う関係になることもあります。

パパ活では実際に何をする?

パパ活と聞くと、「若い女性と食事をしてお金を渡すもの」というイメージを持つ方もいるでしょう。実際には、関係の内容にはかなり幅があります。

内容具体例
顔合わせカフェなどで初めて会って話をする
食事ランチ・ディナーを一緒にする
買い物洋服やバッグなどを一緒に買いに行く
プレゼントブランド品やアクセサリーなどを渡す
デート映画、ドライブ、観光など
定期的に会う同じ女性と継続して会う
旅行日帰り・宿泊を伴う旅行
性的関係金銭を伴いながら性的関係を持つ

最初からすべての関係が決まっているわけではありません。初めは食事だけだったものが、何度も会ううちにデートや旅行へ進み、性的関係を持つようになる場合もあります。反対に、長期間会っていても食事だけという場合もあります。だからこそ、「パパ活をしていた」という言葉だけでは、何をしていたのかは分かりません。

パパ活のお手当はいくら?

パパ活で男性から女性へ渡す金銭は、一般に「お手当」と呼ばれています。決まった金額はありませんが、民間のパパ活サービスが公開している情報では、次のような金額が目安として紹介されています。

内容お手当の目安
顔合わせ・お茶5,000~10,000円程度
食事10,000~30,000円程度
買い物・お出かけ10,000~50,000円程度
性的関係を伴う場合30,000~100,000円程度
定期的に会う関係月50,000~300,000円程度

※民間サービスによる調査・公開情報をもとにした目安で、実際の金額には大きな幅があります。

また、お手当は現金だけとは限りません。ブランド品、アクセサリー、洋服、食事代、旅行代などを男性が負担する形もあります。当たり前ですが、通帳に「パパ活」と残るわけではありません。高額な飲食店、ブランドショップ、ホテル、女性への送金などから発覚することもあります。ただし、お手当の金額だけで、「高額だから性的関係がある」「少額だから食事だけ」と判断することは難しいでしょう。

なぜパパ活・ママ活をするの?

同じパパ活でも、会う側とお金を受け取る側では目的が異なります。

パパ活をする男性側の理由

  • 若い女性と食事やデートをしたい
  • 若い女性から好意的に接してもらいたい
  • 疑似恋愛を楽しみたい
  • できれば性的な関係にも進みたい
  • 家庭や仕事とは違う刺激を求めている
  • 若い女性にお金を使うことで満足感を得たい
  • 自分がまだ男性として魅力があると感じたい
  • 「若い人を支援している」と考えている

中には、「学生を助けている」「若い女性の夢を応援している」と説明する男性もいます。しかし、パパ活は寄付や奨学金とは違い、実際に若い女性と個人的に会い、食事やデートをし、その対価として金銭やプレゼントを渡す関係です。そのため、実際には「支援」とは程遠い行動です。

パパ活をする女性側の理由

  • 家庭に経済的な余裕がなく、自分で生活費を稼がなければならない
  • 学費や奨学金の返済を自分で負担している
  • 本業やアルバイトだけでは家賃や生活費が足りない
  • 借金や支払いなどで、短期間にまとまったお金が必要
  • 「時給の良いアルバイト」のような感覚で割り切っている

相手の男性に好意があるから会っているとは限りません。年上男性との食事や会話を楽しいとは感じていなくても、「お金のため」と割り切り、我慢して続けている場合もあります。男性側は恋人のようなつもりでも、女性側は「お金をもらうために会っているだけ」ということもあります。

ママ活をする女性側の理由

  • 若い男性と食事やデートをしたい
  • 若い男性から女性として扱われたい
  • 家庭や日常にはない刺激を求めている
  • 寂しさや孤独を埋めたい
  • できれば恋愛関係や性的関係にも進みたい

ママ活をする男性側の理由

  • 生活費や家賃を補いたい
  • 学費や奨学金の返済に充てたい
  • 本業やアルバイトだけではお金が足りない
  • 短時間でまとまったお金を得たい
  • 「時給の良いアルバイト」のように割り切っている

ママ活でも、女性側は恋愛に近い気持ちを持っている一方、男性側は単に「お金をもらうために会っている」と考えている場合があります。

パパ活は昔の「援助交際」と同じ?

パパ活を見て、「昔でいう援助交際では?」と思う方もいるでしょう。実際、金銭を介して年上男性と若い女性が会うという点では、昔からある愛人関係や援助交際と重なる部分があります。ただし、援助交際がそのまま「パパ活」に名前を変えたわけではありません。

愛人・パトロンという関係は昔からあった

経済的に余裕のある人が、愛人などを金銭的に支援する関係は、パパ活よりずっと前から存在しています。1980年代には、「愛人バンク」と呼ばれるサービスも社会的に知られるようになりました。

1990年代には「援助交際」が社会問題に

1990年代後半には、若い女性、とくに女子中高生などが金銭や物品を受け取る代わりに男性と会ったり、性的行為をしたりする「援助交際」が社会問題となりました。援助交際は、現在のパパ活よりも「金銭と性的行為の交換」という意味合いが強い言葉です。

インターネットで出会い方が変わった

その後、出会い系サイト、SNS、マッチングアプリが普及し、男女が個人同士で簡単に出会えるようになりました。

2010年代半ばから「パパ活」という言葉が広がった

「パパ活」は2010年代半ばから広く使われるようになりました。当初は、「援助交際とは違う」「食事だけ」「身体の関係を前提にしない」というイメージで紹介されることもありました。

しかし現在のパパ活には、食事だけの関係もあれば、旅行や性的関係を伴うものもあります。言葉が「援助交際」から「パパ活」に変わったからといって、必ずしも内容まで健全になったわけではありません。

「パパ活だから浮気じゃない」と言われたら?

ここからが、配偶者にとって最も重要なところです。「パパ活だから浮気ではない」そう言われたとしても、パパ活という名前だけでは何も判断できません。実際に何をしていたのかによって変わります。

行為不貞行為
2人きりで食事をする×
一緒に買い物をする・高価なプレゼントを渡す×
手をつなぐ×
2人でドライブデートをする×
2人でラブホテルへ行く○
相手の自宅などで宿泊する○
2人きりで宿泊を伴う旅行へ行く○

通常の浮気と同様、食事やデートをしただけでは、法律上の不貞行為にはなりません。しかし、それは、「夫が何も悪いことをしていない」という意味ではありません。法律上の不貞行為と、夫婦間の裏切りは別です。

関連記事:「異性と2人きりの食事」は浮気か否か:浮気・不倫・不貞行為の違いを解説

法律上の不貞行為は「性的関係」がポイント

慰謝料請求や離婚など法律上の問題として考える場合には、配偶者以外の相手と性的関係があったかどうかが重要になります。そのため、「恋愛ではなかった」「好きではなかった」「お金を払っていただけ」「パパ活だった」という説明だけで、不貞行為ではなくなるわけではありません。

見るべきなのは、名前ではなく実際の行動です。浮気調査では、ラブホテルへの出入り、相手宅での宿泊、二人きりでの宿泊旅行などから、性的関係があったことを客観的に確認していきます。

関連記事:浮気・不倫の証拠写真とは?「肉体関係が持てる状況」を示す調査報告書の条件

「ビジネスだった」「風俗と同じだから不倫ではない」は通らない

パパ活で性的関係があったことを問いただした際、「恋愛じゃない」「お金を払っていただけ」「ビジネスだった」「風俗と同じ」と言い訳する人もいます。しかし、お金を介していれば不貞行為ではなくなる、ということではありません。

特に混同されやすいのが、風俗の話です。風俗店の従業員に慰謝料請求できるかどうかと、配偶者が風俗で性的関係を持ったことが不貞になるかどうかは別の問題です。

「お金を払ったから」「恋愛感情がなかったから」という理由だけで、性的関係がなかったことにはなりません。パパ活でも同じです。

相手が18歳未満の場合は「パパ活」で済まない

パパ活の相手が18歳未満だった場合には、夫婦間の浮気や不貞行為だけではなく、刑事上の問題が生じることがあります。

児童買春・児童ポルノ禁止法では、18歳未満を「児童」としています。そのため、18歳未満の相手に金銭やプレゼントなどを渡す、または渡す約束をし、その対価として性交や性交類似行為などの性的行為をした場合には、児童買春にあたる可能性があります。「パパ活だった」「相手も同意していた」「お手当を渡しただけ」という説明で済む問題ではありません。

また、相手が16歳未満の場合には、金銭のやり取りとは別に刑法上の問題も生じます。13歳以上16歳未満の場合でも、行為者が5歳以上年長であれば、性交等をしたこと自体が不同意性交等罪の対象となります。

16歳・17歳の場合についても、金銭と性的行為が結びついていれば児童買春が問題になるほか、行為の内容によっては各都道府県の青少年保護育成条例などに抵触する可能性があります。

つまり、相手が18歳未満で性的関係まであった場合には、単に「不倫だったのか」「慰謝料請求できるのか」という夫婦間の問題だけではありません。年齢、金銭やプレゼントの授受、性的行為の内容によっては、犯罪として扱われる可能性があります。

参考:性犯罪関係の法改正等 Q&A

ホテルに行っていなければ、それで安心できるでしょうか

浮気調査の結果、ラブホテルへの出入りが確認されず、不貞行為の証拠が取れないこともあります。では、それで「よかった」と思えるでしょうか。実際には、そうではない方も多くいます。

家庭のお金を若い女性に使っていた

パパ活では、次のようなものにお金を使うことがあります。

  • お手当
  • 高額な飲食代
  • ブランド品
  • アクセサリー
  • 洋服や化粧品
  • ホテル代
  • 旅行代
  • タクシー代

家庭では節約していたのに、若い女性には何万円、何十万円と使っていた。そのこと自体が許せない、という方もいます。

調査写真を見て、大きなショックを受けることもある

パパ活の調査では、不貞行為が確認されなかったとしても、報告書を見た瞬間に大きなショックを受けることがあります。

  • 娘と変わらないほど年下の女性と歩いている
  • 若い女性と楽しそうに食事や買い物をしている
  • 手をつないでいる
  • 車に乗せて長時間デートしている
  • 制服風の衣装やコスプレ姿の女性と会っている
  • 地雷系やギャル系など、家庭では想像もしていなかったタイプの女性と親密に行動している

何十年も一緒に暮らしてきた夫が、自分には見せたことのない表情で、娘ほど年の離れた女性と楽しそうに歩いている。その写真を目の前にしたとき、「ホテルには行っていなかったからよかった」とは思えません。不貞行為がなかったとしても、その光景を見たことで夫への見方が変わり、離婚を選ぶ方もいます。法律上の不貞行為ではなかったとしても、夫婦の信頼関係まで無傷とは限りません。

「食事だけ」と言われたら、どう確かめる?

ここで問題になるのが、「では本当に食事だけだったのか?」ということです。LINEや送金履歴を見つけても、それだけでは分からないことがあります。

たとえば、女性に3万円を送っていたとしても、それが食事のお手当なのか、ホテルを伴う関係なのかまでは分かりません。メッセージも同じです。「今日はありがとう」「また会おうね」だけでは、どこまでの関係なのか判断できません。そのため、確認する必要があるのは、次のような実際の行動です。

  • 誰と会っているのか
  • どこで待ち合わせているのか
  • どこへ行っているのか
  • 何時間一緒にいるのか
  • ホテルへ入るのか
  • 相手宅へ行くのか
  • 宿泊するのか
  • 同じ相手と何度も会っているのか

調査をした結果、本当に食事だけだった、ということもあります。反対に、「食事だけ」と聞いていたのに、その後ホテルへ入ることもあります。調査は、不貞行為があることを前提にするものではありません。相手の言葉だけでは分からない事実を確認するために行います。

関連記事:裁判に強い調査報告書の選び方とサンプル

問い詰める前に、まず事実を確認する

夫のスマートフォンからパパ活アプリや女性への送金履歴を見つけたら、その場で問い詰めたくなると思います。しかし、まだ何をしているのか分からない段階で問い詰めると、その後の行動を隠されることがあります。

アプリを削除する、LINEを消す、女性の登録名を変える、別の連絡手段に切り替える、会う頻度を減らす、待ち合わせ場所を変える…

そして最後に、「食事だけ」「ただの知り合い」「パパ活だから浮気ではない」と言われてしまえば、それ以上確認できなくなることがあります。だからこそ、先に答えを聞くのではなく、本当に何をしているのかを確認してから話をする、という順番も考えてください。

関連記事:浮気調査を成功させるために依頼者様に守ってほしいこと:問い詰めるのは絶対NG

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パパ活・ママ活に関するよくある質問

パパ活で食事をしているだけでも不貞行為になりますか?

二人きりで食事をしただけでは、通常、法律上の不貞行為にはなりません。ただし、配偶者に隠れて何度も若い女性と会い、お金やプレゼントを渡していたという行為を、夫婦として許せるかどうかは別の問題です。

「パパ活だから恋愛ではない」と言われました。不貞にはなりませんか?

恋愛感情があるかどうかではなく、性的関係があったかどうかが重要です。「好きではない」「お金を払っていただけ」という説明だけで、不貞行為ではなくなるわけではありません。

LINEや送金履歴だけでも不貞の証拠になりますか?

LINEや送金履歴は、二人の関係を知る重要な資料になります。ただし、それだけでは性的関係まで判断できないこともあります。ホテルへの出入りや宿泊など、実際の行動と合わせて確認することが重要です。

まとめ:パパ活・ママ活で重要なのは、実際にどこまでの関係だったか

夫から、「パパ活だから浮気じゃない」「恋愛ではない」「食事をしていただけ」と言われたとしても、その言葉だけで納得する必要はありません。パパ活には、食事だけの関係もあります。デートをする関係もあります。旅行へ行く関係もあります。性的関係を伴うものもあります。だからこそ、確認すべきなのは「パパ活だったかどうか」ではなく、その女性と実際に何をしていたのかです。

そして、たとえ不貞行為にはあたらなかったとしても、若い女性にお金を払い、何度もデートをしていた事実を知って、それまでと同じように夫を見ることができなくなるのも無理のないことです。法律上の不貞行為かどうかだけで、夫婦の問題すべてが決まるわけではありません。

まずは事実を知る。そのうえで、許せるのか、夫婦関係を続けられるのか、慰謝料請求や離婚を考えるのか。決めるのは、事実を知ってからでも遅くありません。

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