マッチングアプリで浮気・不倫?よく使われるアプリ一覧と浮気の特徴・証拠・対処法

マッチングアプリ不倫は、特定の1人と続く場合も、複数人と並行する場合もあります。アプリを削除しても関係が続くことがあるため、問い詰める前に、誰と会い、実際に何をしているのかを確認し、必要な証拠を取ることが大切です。
マッチングアプリは、今ではごく普通の出会いの手段になりました。その一方で、既婚者が浮気相手を探すために使っているケースもあります。最初はアプリで相手を探し、マッチングした後はLINEなどに移動し、実際に会うようになる。気の合う1人と長く関係を続ける人もいれば、次々と新しい相手を探し、複数人と関係を持とうとする人もいます。
パートナーのスマートフォンに見慣れないアプリがあった、最近急な予定変更が増えた、特定の曜日だけ帰宅が遅い。その違和感の裏で、マッチングアプリをきっかけとした不倫が始まっていることもあります。
この記事では、2026年現在よく使われているマッチングアプリのアイコンから、マッチングアプリ不倫の特徴、相手が1人の場合と複数の場合の違い、日常に表れやすい変化、実際の行動を確認する方法、独身偽装のリスクまで詳しく解説します。「アプリを見つけた」で終わらせず、その先で何が起きているのかを知るための参考にしてください。
このアイコンは何?2026年現在よく使われているマッチングアプリ
パートナーのスマートフォンを見たときに、「このアプリは何だろう?」と見慣れないアイコンに気づくことがあります。マッチングアプリは非常に多くありますが、現在特に利用者が多い代表的なアプリとして、Pairs(ペアーズ)、with(ウィズ)、タップル、Tinder(ティンダー)、Omiai(オミアイ)などがあります。
2026年5月に公表されたマッチングアプリ利用者への調査でも、過去1年間に利用したアプリは、Pairs、with、タップル、Tinder、Omiaiの順で上位となっています。スマートフォンのホーム画面やアプリ一覧に以下のアイコンがあった場合は、マッチングアプリである可能性があります。
※アプリアイコンはアップデート等によって変更されることがあります。以下は2026年8月時点で確認したものです。
| アプリ名 | どのようなアプリ? |
|---|---|
| Pairs(ペアーズ) | 恋活・婚活を目的としたマッチングアプリ |
| with(ウィズ) | 価値観や性格の相性を重視した恋活・婚活アプリ |
| タップル(tapple) | 趣味や好きなことをきっかけに相手を探せる恋活・婚活アプリ |
| Tinder(ティンダー) | 恋人探しだけでなく、友人などさまざまな出会いにも利用されるマッチングアプリ |
| Omiai(オミアイ) | 恋活・婚活を目的としたマッチングアプリ |
ここで紹介したアプリは、いずれも本来は新しい出会いを求める人のために提供されているサービスです。マッチングアプリは、浮気相手と知り合うための「窓口」として使われることがあります。アプリで知り合ったあとにLINEやSNSなどへ連絡手段を移し、その後はマッチングアプリをほとんど使わなくなるケースもあります。
そのため、アプリを削除した、最近使っていないように見えるというだけで、そこで知り合った相手との関係まで終わっているとは判断できません。
Pairs(ペアーズ)

Pairsは、国内で広く利用されている恋活・婚活マッチングアプリです。プロフィールを作成し、気になる相手に「いいね!」を送り、お互いに「いいね!」とするとマッチングが成立し、メッセージのやり取りができる仕組みです。2026年5月公表の利用者調査では、過去1年間に利用したマッチングアプリとしてPairsが1位となっています。
with(ウィズ)

withは、価値観や性格の相性を重視して相手を探せる恋活・婚活マッチングアプリです。心理テストや「好みカード」などを利用し、共通する価値観や趣味などから相手を探せることを特徴としています。2026年5月公表の利用者調査ではPairsに次いで2位となっています。
タップル(tapple)

タップルは、趣味や好きなことをきっかけに相手を探せる恋活・婚活マッチングアプリです。通常のマッチングだけではなく、行きたい場所やデートプランから相手を探せる「おでかけ」機能もあります。2026年5月公表の利用者調査では、過去1年間に利用したマッチングアプリの3位となっています。
Tinder(ティンダー)

Tinderは、日本だけでなく世界各地で利用されているマッチングアプリです。プロフィールを見て相手を選び、お互いにLikeするとマッチが成立します。恋人探しだけではなく、友人などさまざまなつながりを探す用途も案内されています。2026年5月公表の国内利用者調査では、過去1年間に利用したマッチングアプリの4位でした。
Omiai(オミアイ)

Omiaiは、恋活・婚活を目的としたマッチングアプリです。希望する条件などから相手を探し、お互いに「いいね!」をするとマッチングが成立し、その後メッセージのやり取りができる仕組みです。2026年5月公表の利用者調査では、過去1年間に利用したマッチングアプリの5位となっています。
マッチングアプリから浮気・不倫が始まる流れ
マッチングアプリを使った浮気では、アプリは相手と知り合うための「窓口」になります。アプリで相手を探し、メッセージを重ね、LINEなどに連絡先を移し、実際に会う。そこから食事やデートを重ね、性的関係へ進んでいくという流れです。一度関係ができれば、マッチングアプリを使わなくなっても浮気は続きます。
マッチしてアプリ内でやり取りを始める
まず、プロフィールや写真を見ながら相手を探し、「いいね」などを送り合ってマッチングします。マッチングが成立すると、アプリ内でメッセージのやり取りが始まります。最初は趣味や仕事、住んでいる地域などの話から始まり、気が合えば食事や飲みに行く約束へ進みます。
マッチングアプリでは、普段の生活では接点のない相手とも簡単に知り合えます。自宅や勤務先から離れた地域の相手を探すこともできるため、配偶者の交友関係を知っていても、浮気相手の存在に気づきにくいのが特徴です。
LINEやSNSなどへ連絡手段を移す
ある程度やり取りが続くと、LINEやInstagram、その他メッセージアプリなどへ連絡手段を移すことがあります。ここまで進むと、マッチングアプリは「出会った場所」にすぎなくなります。その後の連絡はLINE、実際に会う約束もLINE、日常的な会話もLINEという状態になれば、マッチングアプリを開く必要はありません。
「最近マッチングアプリを使っていない」「スマホからアプリが消えている」というだけで、そこで知り合った相手との関係が終わったとは判断できません。アプリを削除したあとも、すでに知り合った相手との関係だけが続いていることがあります。
実際に待ち合わせて会う
やり取りが進めば、実際に会う約束をします。駅や商業施設、飲食店、カフェなどで待ち合わせ、食事やお酒を楽しんだあとに別れることもあれば、そのままホテルや相手の自宅へ向かうこともあります。
最初は食事だけだった相手でも、何度か会ううちに関係が深くなっていくことがあります。マッチングアプリで始まった関係でも、実際に会うようになれば、通常の浮気や不倫と変わりません。
食事やデートからホテル・自宅へ
浮気調査では、「待ち合わせ → 食事 → 店を出る → 移動 → ホテルや相手の自宅へ入る」という行動を確認することがあります。アプリの画面だけを見ていても、この実際の行動までは分かりません。「誰かとメッセージをしている」という段階と、「実際に会い、性的関係を持っている」という段階では意味が大きく変わります。マッチングアプリでの浮気を確認するときに重要なのは、アプリの中身だけではなく、その後に実際に何をしているかです。
マッチングアプリを削除しても、浮気が終わったとは限らない
マッチングアプリは、浮気相手を探すために使われることがあります。気に入った相手が見つかれば、もうアプリを使う必要がなくなる人もいます。マッチングアプリを使っている=現在も相手を探している、とは限りません。すでに相手が見つかり、その人との関係を続けている段階に入っていることもあります。
さらに、マッチングアプリを使った浮気では、特定の1人との関係を長く続ける人もいれば、次々と新しい相手を探し、複数の相手と並行して会う人もいます。
マッチングアプリ不倫には「相手が1人」のケースと「複数」のケースがある
マッチングアプリを使った不倫には、大きく分けて特定の1人との関係を続けるケースと、複数の相手と関係を持つケースがあります。どちらも「マッチングアプリで相手を探す」という点は同じですが、その後の行動はかなり異なります。ご相談や実際の浮気調査でも、相手が1人なのか複数なのかによって、不倫の続き方や調査で確認すべき範囲が変わってきます。
マッチングアプリ不倫:相手が1人のケース
マッチングアプリは相手を探すための窓口として使い、気に入った相手が見つかったあとは、その1人との関係を長く続けるケースがあります。このタイプでは、恋愛感情だけが理由とは限りません。
性的な相性が良い、特定の性癖や嗜好が合う、お互いに深入りせず関係を続けやすいなどの理由から、同じ相手との性的関係が長期化することがあります。いわゆるセフレ関係として続いている場合もあり、マッチングアプリ自体はすでに使っていないこともあります。
アプリの利用状況だけを見て「最近は使っていないから、もう浮気していないのでは」と判断することはできません。すでに相手が決まっていて、LINEなどで直接連絡を取りながら関係を続けていることがあります。
マッチングアプリ不倫:相手が複数のケース
マッチングアプリで次々と相手を探し、複数の相手と並行して関係を持つケースもあります。このタイプでは、特定の1人に強くこだわるというより、次のような行動が見られることがあります。
- マッチした相手とはできるだけ会おうとする
- 相手をあまりえり好みしない
- 性的関係を持つこと自体を目的としている
- 新しい相手を次々と探す
- 関係を持つ人数を増やそうとする
1人と関係が続いていても、同時に別の相手を探していることもあります。Aさんと会った数日後にBさん、その翌週には別のCさんと会うというように、相手が入れ替わるケースもあります。
1人見つけても、それが浮気の全体像とは限らない
マッチングアプリ不倫で注意したいのが、1人の浮気相手が見つかった時点で、相手はその人だけだと決めつけないことです。特定の1人と長く関係を続けるタイプであれば、その人物が中心になっていることもあります。複数の相手と会うタイプでは、調査で確認できた1人は、その時点で会っていた相手の1人にすぎないことがあります。
マッチングアプリは新しい相手を探しやすいため、関係が終われば次の相手を探す、関係が続いていても別の相手を探すという行動も起こります。いつから利用しているのか、どのくらいの頻度で外出しているのか、毎回同じ相手なのか、複数の人物と会っているのか。こうした点を見ながら、浮気の全体像を確認していくことが重要です。
参考記事:マチアプで不特定多数不倫…その先に待つのは家庭崩壊と病気の連鎖
マッチングアプリで浮気しているときの見分け方:日常に表れる変化
マッチングアプリで知り合った相手と実際に会うようになると、日常生活にも変化が出てくることがあります。アプリそのものを見つけなくても、スマートフォンの使い方や外出の増え方、服装、出費などから違和感を覚えるケースは少なくありません。ひとつの変化だけで浮気と判断するのではなく、これまでになかった変化がいくつも重なっていないかを見ることが重要です。
スマートフォンを以前より気にするようになる
マッチングアプリやLINEなどで相手と連絡を取るようになると、スマートフォンの扱い方が変わることがあります。マッチングのためにすぐに返信したり、頻繁にやり取りしたりするためです。
- スマートフォンを常に持ち歩く
- お風呂やトイレにも持っていく
- 画面を下にして置く
- 通知内容が表示されない設定にする
- ロック方法やパスコードを変更する
- 家族の前で画面を開かなくなる
マッチングアプリで知り合った後にLINEなどへ移行していれば、ホーム画面からマッチングアプリが消えていても連絡は続けられます。以前と比べてスマートフォンへの警戒が強くなった場合は、連絡の取り方が変わっていないかを見る材料になります。
LINEやSNSを使う時間が増える
マッチングアプリで知り合った相手とは、その後LINEやInstagramなどへ連絡手段を移すことがあります。浮気が続いていても、マッチングアプリの利用時間そのものは減っていることがあります。
- LINEを開く回数が増えた
- 深夜までスマートフォンを触るようになった
- 帰宅後も頻繁にメッセージを確認する
- 家族と一緒にいるときだけ返信を控える
- 通知が来ると別の部屋へ移動する
見るべきなのはアプリ一つではなく、連絡行動全体の変化です。
残業・飲み会・休日の外出が増える
実際に会うようになれば、そのための時間が必要になります。これまで少なかった残業や飲み会が増えたり、休日に一人で出かけることが増えたりすることがあります。マッチングアプリで知り合った相手の場合、生活圏や職場がまったく異なることもあり、以下の傾向が出ることもあります。
- 今まで行かなかった地域へ出かける
- 普段とは違う駅を利用する
- 車で遠方へ出かける
- 休日の予定を細かく話さなくなる
服装や身だしなみに気を使うようになる
新しく知り合った相手と会うようになると、服装や身だしなみが変わることがあります。
- 新しい服や下着を買う
- 香水を使い始める
- 美容院へ行く頻度が増える
- 筋トレやダイエットを始める
- メイクやスキンケアに時間をかけるようになる
これまで服装に無頓着だった人が急に身だしなみを気にし始めた場合には、誰かと会う予定が増えていないかを見るきっかけになります。
出費の内容が変わる
相手と食事をしたり、ホテルを利用したり、プレゼントを購入したりすれば、これまでになかった出費が発生します。現金を多く使うようになる、クレジットカード明細を見せなくなる、電子決済の利用が増えるといった変化が出ることもあります。マッチングアプリ自体に有料プランがある場合は、アプリへの課金が見つかることもあります。重要なのは金額だけではありません。これまでと比べて、説明のつかない出費が増えていないかを見ることです。
外出予定の入り方が変わる
マッチングアプリ不倫では、相手が1人なのか複数なのかによって、予定の入り方にも違いが出ることがあります。
相手が1人の場合は、会うパターンが決まってくることがある
特定の1人との関係が続いている場合は、会う曜日や時間帯がある程度決まってくることがあります。
- 毎週金曜日(例)に会う
- 特定の曜日だけ残業が増える
- 月に2回、決まった曜日に外出する
- 相手の休みに合わせて予定を入れる
関係が長くなると、お互いの仕事や家庭の予定を把握しながら会うようになるため、行動にも一定のパターンが出やすくなります。「金曜日だけ帰宅が遅い」「隔週で同じ曜日に予定が入る」といった変化も、日付を記録していくことで気づきやすくなります。
相手が複数の場合は、急な予定変更が増えることがある
複数の相手と関係を持とうとするタイプでは、常にマッチングアプリで新しい相手を探し、たとえ当日でも会う約束を取ろうとしていることがあります。そのため、予定が直前まで決まらず、急な変更が増えやすくなります。
- 急に「仕事になった」と外出する
- 当日になって予定が入る
- 帰宅時間が直前まで分からない
- 休日の予定をなかなか確定しない
「今日は仕事で遅くなる」と言っていたのに、急に予定がなくなって早く帰ってくることもあります。実際には仕事ではなく、マッチングアプリでその日に会える相手を探していたものの、マッチングしなかった、会う約束まで進まなかった、相手の都合が合わなかったということもあります。複数の相手を探している場合は、誰か1人との予定に合わせて動いているわけではないため、外出予定そのものが流動的になりやすくなります。
「いつもと違う」が重なっていないかを見る
一つの変化だけで浮気と判断するのではなく、以前にはなかった変化がいくつも重なっていないかを見ることが大切です。スマートフォンの扱いが変わった、外出が増えた、帰宅時間が遅くなった、服装や身だしなみに気を使うようになった。こうした変化が同じ時期に重なっていれば、誰かと連絡を取り、実際に会っている可能性も考えられます。
また、毎週同じ曜日に予定が入るようになったのか、予定が直前で頻繁に変わるようになったのかも重要なポイントです。マッチングアプリ不倫では、相手が1人の場合と複数いる場合で、予定の入り方に違いが表れることがあります。
マッチングアプリの画面だけでは、実際に何をしているかまでは分からない
マッチングアプリを使っていることが分かっても、アプリの画面だけでは、実際にどこまで関係が進んでいるのかは分かりません。プロフィールを作っている、誰かとマッチしている、メッセージをしている。ここまではアプリ上の情報から確認できることがあります。浮気や不倫の実態を知るうえで重要なのは、その相手と実際に会っているのか、会ったあとにどこへ行っているのかです。
アプリ上のやり取りと、実際の行動は別のもの
マッチングアプリで複数の人とやり取りをしていても、全員と実際に会っているとは限りません。アプリ上ではほとんどやり取りが残っていなくても、すでにLINEなどへ連絡手段を移し、頻繁に会っていることもあります。そのため、アプリの画面だけを見て「この人が浮気相手だろう」「この人とは会っていないだろう」と判断するのは難しいものです。実際の関係を知るには、アプリの中ではなく、外で何をしているのかを見る必要があります。
アプリの情報は、調査日の手掛かりになる
マッチングアプリやLINEなどから、次のような情報が分かっている場合は、浮気調査を行ううえで大きな手掛かりになります。
- 会う予定の日
- 待ち合わせ時間
- 待ち合わせ場所
- 相手のニックネーム
- 相手の写真
- よく会っている曜日
特に「○日の夜に会う」「仕事が終わったら○○駅で待ち合わせ」といった情報があれば、その日に合わせて調査を行うことができます。具体的な予定が分からない場合でも、これまでの外出日や帰宅時間を整理すると、会いやすい曜日や時間帯が見えてくることがあります。
参考記事:浮気調査を依頼する時に必要な情報とは?探偵に伝えたい項目を解説
実際に会っているかは、行動調査で確認する
探偵の浮気調査では、対象者を張り込み・尾行し、実際の行動を確認します。
- どこで誰と待ち合わせたのか
- どのような相手と会っているのか
- 2人でどこへ行ったのか
- 飲食店を出たあとどこへ向かったのか
- ホテルや相手の自宅へ入ったのか
- どのくらいの時間を一緒に過ごしたのか
マッチングアプリ不倫では「誰と会ったか」の確認も重要
マッチングアプリを使った浮気では、最初から浮気相手の氏名や勤務先が分かっているとは限りません。分かっているのが「アプリ上の名前」「プロフィール写真」「年齢」「住んでいる地域」程度ということもあります。実際の調査で待ち合わせから行動を確認することで、どの人物と会っているのかが初めて明確になることもあります。
複数の相手と会っているタイプであれば、調査日によって別の人物が現れることもあります。そのため、マッチングアプリ不倫では、最初から「浮気相手はこの人」と決めつけず、実際の行動を確認していくことが重要です。慰謝料請求を考えている場合は、浮気相手の住所まで確認しておくことも大切です。
証拠として重要なのは、実際の調査報告書
マッチングアプリに登録していたことや、誰かとメッセージをしていたことも、浮気を疑うきっかけにはなります。その先で、実際に誰と会い、どこへ行き、何をしていたのか。ここまで確認できると、浮気の実態が大きく見えてきます。マッチングアプリの中に残っている情報と、実際の行動を分けて考えることが大切です。
参考記事:浮気・不倫の証拠写真とは?「肉体関係が持てる状況」を示す調査報告書の条件
独身偽装をしているマッチングアプリ不倫は、放置しない
マッチングアプリで既婚者であることを隠し、独身と偽って相手を探している場合は、早く実態を確認して止めた方がよいでしょう。問題は、不倫が続くことだけではありません。
独身だと偽って性的関係を持ったことで、シタ側本人が相手から慰謝料を請求される可能性があるからです。実際に、婚姻状況などについて重大な嘘をつき、それを信じた相手と性的関係を続けたケースで、慰謝料請求が認められた裁判例もあります。
独身偽装で慰謝料請求されると家計にまで影響が及ぶ
例えば夫が独身と偽って女性と関係を持っていた場合、その女性から慰謝料を請求される可能性があるのは、独身偽装をした夫本人です。妻が独身と偽っていたのであれば、妻本人が請求を受ける可能性があります。
ですが、婚姻中にシタ側が慰謝料請求を受ければ、同じ家計で生活している以上、家庭のお金にも影響します。自分は浮気をされた側なのに、配偶者が外で作ったトラブルによって、生活費や貯蓄まで圧迫されることになりかねません。ここで冷静に考えたいのは、その問題が起きるまで婚姻関係を続ける必要があるのかということです。
複数の相手に独身偽装しているなら、問題は1件では済まない可能性がある
マッチングアプリで複数の相手と関係を持っている場合、独身と偽している相手も1人とは限りません。Aさんにも独身。Bさんにも独身。Cさんにも独身。このような状態であれば、独身偽装によるトラブルが複数発生する可能性も考えなければなりません。
全員から慰謝料請求されるとは限りません。それでも、相手が増えれば増えるほど、金銭的なトラブルに発展する入口も増えていきます。「浮気相手が何人いるのか分からない」という状態は、これからどれだけ問題が広がるのかも分からない状態です。
経済的な理由で婚姻関係を続けることが、本当に得なのか
「離婚したら生活が不安だから、今は離婚しない」浮気をされても、経済的な理由から婚姻関係を続ける方は少なくありません。しかし、配偶者がマッチングアプリで次々と相手を探し、複数の相手に独身偽装までしているのであれば、その婚姻関係を続けることが本当に自分を経済的に守ることになるのかを考える必要があります。
婚姻中にシタ側が慰謝料請求を受ければ、家庭の家計にも影響します。離婚後に元配偶者が独身偽装を理由に慰謝料請求されたのであれば、原則としてそれは独身偽装をした本人の問題です。
経済的な理由で婚姻関係を続けていたはずなのに、その配偶者と一緒にいることで、逆に経済的なリスクが大きくなることもあります。
自分からの慰謝料請求や離婚を、後回しにし続けない
配偶者が不倫しているのであれば、自分は被害を受けた側です。証拠を取り、配偶者に慰謝料を請求する。離婚を選ぶのであれば、離婚の条件を整理する。
複数の相手への独身偽装が疑われるようなケースでは、相手からシタ側への慰謝料請求など、新たな問題が起きる前に、自分自身の慰謝料請求や離婚を先に進めるという考え方もあります。何もせず婚姻関係を続けることが、必ずしも自分にとって一番安全な選択とは限りません。
「独身だと聞いていた」という主張が本当とは限らない
注意したいのは、浮気相手を慰謝料請求から守るために、後から「独身だと偽っていた」「相手は既婚者だと知らなかった」と口裏を合わせるケースです。本人が「独身だと伝えていた」と言っているだけで、すぐにその言葉を信じる必要はありません。
まずは浮気相手への慰謝料請求を検討し、「既婚者だとは知らなかった」と主張された場合には、独身だと説明されていたことが分かるメッセージなど、その主張を裏付けるやり取りがあるのか確認することが大切です。
マッチングアプリ不倫は、早く見つけて早く止める
マッチングアプリでは、新しい相手を次々と探すことができます。1人との関係が終われば次の人を探す。1人との関係を続けながら、さらに別の相手を探す。独身偽装までしていれば、そのたびに新しいトラブルを抱える可能性も増えていきます。
早く見つける。早く証拠を取る。早く止める。
「そのうち飽きてやめるだろう」と放置している間にも、相手が増え、関係が深くなり、問題が大きくなることがあります。マッチングアプリ不倫は、誰と、何人と、どこまでの関係になっているのかを早い段階で確認し、自分の生活と家計を守るために動くことが重要です。
マッチングアプリで浮気を疑ったときの対処法
マッチングアプリの利用に気づいたとき、すぐ本人に確認したくなる方は多いでしょう。ここで問い詰めてしまうと、アプリを削除する、連絡手段を変える、会う場所や時間を変えるなど、警戒されるきっかけになります。浮気の実態を知りたいのであれば、まずは分かっている情報を整理し、実際に誰かと会っているのかを確認することが先です。
分かっている情報を整理する
マッチングアプリの利用に気づいたら、まずは自分が把握している情報を整理します。
- 利用しているマッチングアプリ
- アプリを見つけた時期
- 相手のニックネームやプロフィール写真
- 会う予定が分かる日時
- よく外出する曜日
- 帰宅が遅くなる曜日や時間
- 最近行くようになった場所
- 「残業」「飲み会」など外出時に話している理由
すべて分かっている必要はありません。「毎週金曜日だけ帰宅が遅い」「最近、休日に急な予定が増えた」といった情報だけでも、調査日を考える材料になります。
すぐに問い詰める前に、実際に会っているか確認する
マッチングアプリを使っていることを問い詰めれば、本人は「もう使わない」「削除する」と言うかもしれません。その場でアプリを消しても、すでに知り合った相手とLINEなどでつながっていれば、関係を続けることはできます。さらに警戒されると、実態が見えにくくなることがあります。
- スマートフォンを見せなくなる
- マッチングアプリを削除する
- LINEの名前を変える
- 相手との連絡方法を変える
- 待ち合わせ場所を変える
- 「仕事」「飲み会」などの説明をより慎重にする
「アプリを消させること」と「浮気を止めること」は同じではありません。本当に知りたいのは、マッチングアプリを使っていた事実だけではなく、そこで知り合った相手と実際に会い、どのような関係になっているのかではないでしょうか。
参考記事:自分で浮気の証拠を追うのは危険|尾行がバレて“証拠ゼロ”になる落とし穴
相手が1人なのか、複数なのかも確認する
マッチングアプリ不倫では、1人の浮気相手が見つかっても、それですべてとは限りません。特定の相手と長く関係を続けている人もいれば、複数の相手と並行して会っている人もいます。例えば、金曜日に会っている相手が分かったとしても、別の曜日には別の相手と会っている可能性があります。特に次のような動きが多い場合は、誰か1人との予定ではなく、その時に会える相手を探していることも考えられます。
浮気相手を1人見つけた時点で調査を終えるのか、他にも相手がいないか確認するのか。マッチングアプリを利用している場合は、この判断も重要になります。
参考記事:浮気・不倫の証拠は何回撮るべき?:目的達成のために必要な調査回数とその理由
実際の行動を確認して証拠を取る
浮気の実態を確認するには、実際に会う日に行動を見る必要があります。浮気調査では、張り込み・尾行によって次のような行動を確認します。
- 誰と待ち合わせるのか
- どこへ行くのか
- どのくらい一緒にいるのか
- ホテルや相手の自宅へ行くのか
- 同じ人物と繰り返し会っているのか
- 別の日には別の人物と会っていないか
マッチングアプリのプロフィールやメッセージは大きな手掛かりになりますが、最終的に重要になるのは、その後に実際に起きた行動です。
「証拠を取ってから考える」でも遅くない
浮気が分かったからといって、その場ですぐ離婚を決める必要はありません。離婚するのか、夫婦関係を続けるのか、慰謝料請求をするのかは、実態が分かってから考えることもできます。何も分からないまま問い詰めると、相手の言葉を信じるしかなくなります。
証拠があれば、「いつ、誰と、どこで、何をしていたのか」を事実として確認できます。マッチングアプリ不倫を疑ったときは、まず実態を明らかにすること。そのうえで、自分がどうしたいのかを決めていく方が、選択肢を持った状態で今後を考えることができます。

マッチングアプリ不倫についてよくある質問(FAQ)
- マッチングアプリを削除していれば、浮気も終わっていますか?
-
アプリを削除していても、浮気相手との関係が終わっているとは限りません。マッチングアプリで知り合ったあと、LINEやInstagramなどへ連絡手段を移していれば、その後はマッチングアプリを使わなくても関係を続けられます。特定の相手との関係が続いている場合は、アプリを削除していることもあります。
- マッチングアプリで浮気相手が1人見つかりました。他にもいる可能性はありますか?
-
あります。マッチングアプリ不倫には、特定の1人との関係を長く続けるタイプと、複数の相手と並行して関係を持つタイプがあります。特に、外出する曜日や時間が一定せず、急な予定変更が多い場合は、その時に会える相手を探していることもあります。1人の浮気相手が分かったからといって、必ずしもそれが浮気の全体像とは限りません。
- 配偶者がマッチングアプリで独身と偽っていたらどうなりますか?
-
独身と偽って性的関係を持っていた場合、シタ側本人が相手から慰謝料を請求される可能性があります。複数の相手に独身偽装をしているのであれば、金銭的なトラブルが複数発生する可能性も考える必要があります。婚姻中にそのような問題が起きれば、現実には家庭の家計にも影響します。独身偽装が疑われるマッチングアプリ不倫は、放置せず、早い段階で実態を確認することが重要です。
まとめ:マッチングアプリ不倫は、早く実態をつかむことが大切
マッチングアプリは、浮気相手と知り合うための入口です。一度相手とつながれば、LINEやSNSへ移動し、アプリを削除した後も関係を続けることができます。
また、マッチングアプリ不倫には、特定の1人との関係を長く続けるケースと、複数の相手を次々と探すケースがあります。相手が1人の場合は、毎週同じ曜日に会うなど、行動に一定のパターンが出てくることがあります。複数の相手を探している場合は、急に予定が入る、予定が突然なくなるなど、生活の予定が不規則になりやすくなります。
さらに、既婚者であることを隠して独身と偽っている場合は、シタ側本人が相手から慰謝料を請求される可能性もあります。マッチングアプリ不倫は、放置している間に相手が増えたり、1人との関係が深くなったり、金銭的なトラブルまで大きくなったりすることがあります。
早く見つける。早く実態を確認する。必要な証拠を取る。早く止める。
マッチングアプリを使っているという事実だけを見るのではなく、実際に誰と会い、何人と関係を持ち、どこまで不倫が進んでいるのかを確認したうえで、その後の対応を考えていきましょう。
※法律に関する記載は、一般的な情報提供を目的としたものです。個別の事情によって法的評価は異なります。慰謝料請求や離婚等の具体的な手続については、弁護士等の専門家へご相談ください。

