「うちの人に限って…」と思ったら危険！モテないタイプの配偶者が浮気する意外な理由

「うちの夫（妻）に限って浮気なんてない」
「見た目も冴えないし、いわゆるモテないタイプだから心配いらない」

そう信じていた人ほど、裏切られたときの衝撃は計り知れません。長年連れ添った相手だからこそ、心のどこかで「絶対に裏切られるはずがない」と思ってしまうのも自然なことです。

しかし浮気調査の現場では、その油断が覆される瞬間を何度も目にしてきました。むしろ、「絶対に浮気できそうにない」と思われていた配偶者が、実際には浮気に走っていた…そんなケースは少なくありません。

モテない人ほど浮気に走る心理

若い頃から異性に恵まれず、恋愛経験が少なかった人は、大人になってから初めて異性に受け入れられると、その関係に強烈にのめり込んでしまうことがあります。

まるで長い間空腹だった人が、目の前に食べ物を差し出されると「次にいつ食べられるかわからない」と焦って、とりあえず貪ってしまうようなものです。選ぶ余裕がなく、「この機会を逃したら二度とないかもしれない」という恐怖が働くのです。

「自分を選んでくれる人がいる」という事実は、今まで得られなかった承認欲求を一気に満たします。その快感は中毒のようで、一度味わうと手放せなくなります。結果として、浮気相手への執着が強まり、家庭を顧みなくなるのです。

浮気は「モテる人の特権」と思われがちですが、現実はそうではありません。むしろ「自分はいわゆるモテないタイプだ」と思ってきた人ほど、一度手に入れた関係を必死に守ろうとします。

恋愛経験が豊富な人は「本当にこの相手でいいのか」と冷静に考えられる余裕があります。しかしモテないタイプは「選ばれたこと自体が奇跡」と思い込み、相手を失うことを極端に恐れてしまうのです。

探偵の調査でよくある“探偵あるある”があります。それは、浮気相手が家庭を壊してまで付き合いたいと思えるような相手ではないことが多いという現実です。

探偵や依頼者様からすると、「どうしてあんな相手と？」と首をかしげることが珍しくありません。実際、浮気相手もまた恋愛経験に乏しく、承認欲求を埋めるために必死で関係にしがみついているケースが多いのです。

つまり、外から見れば「家庭を捨てるほどの価値があるとは思えない相手」に、配偶者がのめり込んでいる。これこそが、私たち探偵が現場で繰り返し目にする現実なのです。

浮気をされた側の衝撃は、ただの裏切りでは済みません。

信じていた自分が裏切られた衝撃
「モテないから大丈夫」と思い込んでいた油断が打ち砕かれ、深い失望が押し寄せます。
理解不能な裏切り
「どうしてこの人が？」「どうしてあんな相手と？」という理解できない選択に、強い怒りや混乱が生じます。
自分を責めてしまう苦しみ
「私に魅力がなかったから？」「私のせい？」と、自分の価値を見失いがちになります。けれど、浮気はされた側の責任ではありません。これは探偵として強調したいポイントです。

さらに、浮気相手を見て「家庭を壊すほどの価値がないのに…」と気づくと、怒りと虚しさが同時に押し寄せ、心を深く傷つけます。

浮気を「発覚してから対応する」のではなく、日々の生活の中で予防していくことが大切です。

夫婦間のコミュニケーションを欠かさない
浮気の大きなきっかけは「寂しさ」や「理解されない気持ち」です。忙しさに追われて会話が減ると、相手は心の隙間を他人で埋めようとします。たとえ短い時間でも「今日どうだった？」と声をかけ合う習慣が、浮気防止につながります。
感謝や肯定を言葉にする
「ありがとう」「助かるよ」といった一言は、承認欲求を満たし、外での承認を求める必要を減らします。長年一緒にいるからこそ、改めて口にすることで、パートナーは「この家庭で大切にされている」と実感できます。
信頼と自由のバランスを保つ
過剰な束縛は反発を招き、逆に放置しすぎると孤独感を与えます。大切なのは「監視」ではなく、「信頼しているよ」という姿勢を伝えながら、適度に関心を持ち続けることです。安心感と自由のバランスが、浮気の芽を摘む大きな力になります。