浮気をシタ側はすぐ忘れ、サレた側は一生忘れない:脳科学と心理学で解説

浮気の問題は、夫婦や恋人の関係を大きく揺るがす出来事です。ですが、同じ体験をしていても「浮気をした側」と「された側」とでは、その後の感じ方や記憶の残り方がまるで違うことをご存じでしょうか。
浮気をした人は、謝罪して時間が経つと「もう反省したし、過去のことにしたい」と思うようになります。一方で、浮気をされた人は「謝ってもらっても、この痛みは消えない」と感じ、心に深い傷を抱え続けます。
「なぜ私だけ、こんなに苦しい思いをしなければならないのだろう」
「相手はもう忘れているのに、どうして私は一生忘れられないのだろう」
こうした疑問や不公平感に苦しむ依頼者様は少なくありません。でも、それは決してあなたが弱いからではありません。実は心理学や脳科学の仕組みによって、「する側」と「される側」で記憶の残り方が異なることが説明できるのです。このブログでは、脳科学と心理学の視点から、浮気をした側とされた側の感じ方の違いを解説し、なぜ「された側の傷は一生忘れられない」と言われるのかを紐解いていきます。
どうか、この文章を通して「自分の苦しみは理解されるものなんだ」と少しでも感じていただけますように。そして、覚えていてください。あなたは一人ではありません。
1.浮気をした側(加害者)の脳と心理
罪悪感は“時間とともに薄れる”
浮気をした人は、発覚した直後こそ強い罪悪感を抱きます。相手を傷つけたことへの後悔に涙する人も少なくありません。しかし、人間の脳は「自分を守る」働きが強いため、時間が経つにつれてその苦しみを和らげ、過去の出来事として処理していきます。半年から1年も経つと、「あのときは魔が差しただけ」「もう二度としない」と自分に言い聞かせ、元の生活に戻ろうとする傾向が強まります。
脳科学的な仕組み
- 前頭前野が出来事を「もう終わったこと」として整理し、合理化や正当化を進めてしまう。
- 報酬系(ドーパミン回路)は、浮気の行為中に得た快感を記憶に残すため、罪悪感を薄めてしまう。
- その結果、加害者にとって浮気の記憶は「思い出したくない不快な過去」から「乗り越えた経験」へと書き換えられやすい。
実際のエピソード
ある夫は、浮気発覚直後に妻へ土下座して謝罪しました。最初の数ヶ月は妻を気遣い、必死に家庭を取り戻そうと努力しました。しかし1年が過ぎる頃には「もう終わった話だろ?」「普通に戻りたい」と口にするように…。本人にとっては「反省を終えた過去」でも、妻にとってはまだ癒えない「現在進行形の傷」だったのです。
2.浮気をされた側(被害者)の脳と心理
裏切りは“消えない記憶”になる
浮気をされた人にとって、その出来事は「人生を揺るがす裏切り」です。信頼していた人から突然裏切られる経験は、脳にとって強烈な危険信号となり、「忘れてはいけない記憶」として刻み込まれてしまいます。
脳科学的な仕組み
- 扁桃体が怒り・恐怖・屈辱といった強い感情を記録し、ふとした瞬間にフラッシュバックを引き起こす。
- 海馬が「信頼の対象に裏切られた」という根本的な人生体験として長期保存する。
- そのため、何年経っても「仕事だと言われたけど本当?」「また同じことが起きるのでは?」と不安や疑念が再燃する。
実際のエピソード
浮気をされた妻は、夫が帰宅するたびに「今日は本当に仕事だったの?」と心の中で問いかけてしまいます。夫が何気なく笑顔を見せても、「あの人はもう自分の犯した罪を忘れてしまったんだ」と感じ、孤独感が強まっていきました。謝罪は受け入れても、あの日の衝撃は心に焼き付いたまま。夜も眠れず、夢の中でさえ浮気の場面がよみがえるのです。
3.心理学から見た“忘れられない理由”
- 加害者は「忘れる」ことで自分を守る。
- 被害者は「覚えておく」ことで自分を守る。
この自己防衛の仕組みの違いが、夫婦の間に大きな温度差を生みます。「もう終わったことだから」「反省したから大丈夫」という加害者の言葉は、被害者にとっては「私の痛みを軽んじている」としか聞こえないこともあります。

まとめ:脳は“守るために忘れない”
浮気をした人にとっては「過去の出来事」。しかし、浮気をされた人にとっては「今も続いている心の傷」。これは心が弱いからではなく、脳があなたを守るために「忘れない」よう働いているのです。
みらい探偵社®︎では、浮気の証拠を押さえることはもちろん、依頼者様がこれ以上傷つかないためのサポートを大切にしています。「もう忘れたでしょ?」と軽く扱われ、二重に苦しむ前に。証拠を押さえ、責任を取らせることが、心の回復の第一歩につながります。
あなたは一人ではありません。どうか安心して、私たちにご相談ください。
