浮気調査でわかることとは?不倫以外の問題が見つかるケースも

浮気調査でわかるのは、不倫の有無だけではありません。素行調査・行動調査によって実際の行動を確認すると、異性への多額の貢ぎ、風俗、ギャンブルや借金、家族に隠した仕事など、家庭に大きく関わる別の問題が見つかることもあります。
配偶者の帰宅が急に遅くなった。休日に一人で出かけることが増えた。以前よりお金を使うようになった。どこへ行っていたのか聞いても、はっきり答えない。こうした変化が続けば、「浮気をしているのではないか」と疑う方は少なくありません。
しかし、実際に浮気調査をしてみると、わかるのは不倫の有無だけではありません。例えば、風俗に通っていた。若い異性に多額のお金を貢いでいた。キャバクラやホストにのめり込んでいた。ギャンブルで借金を重ねていた。家族に隠して別の仕事をしていた。浮気を疑って始めた調査から、家庭を揺るがすまったく別の問題が見つかることがあります。
探偵の浮気調査や素行調査では、張込みや尾行によって対象者の行動を追い、「実際にどこへ行き、誰と会い、何をしていたのか」を確認します。
行動調査・浮気調査・素行調査とは?
探偵が張込みや尾行によって対象者の行動を確認する調査を、広く「行動調査」といいます。その中に、浮気・不倫を調べる「浮気調査」や、浮気に限らず対象者の行動を調べる「素行調査」があります。
| 調査名 | 位置づけ | 調査の目的 | 主に確認すること |
|---|---|---|---|
| 行動調査 | 浮気調査・素行調査を含む調査 | 張込み・尾行によって対象者の行動を確認する | 移動先、立ち寄り先、接触人物、その日の行動など |
| 浮気調査 | 行動調査の一種 | 浮気・不倫の事実確認や証拠収集 | 浮気相手との接触、デート、ホテルや相手宅への出入りなど |
| 素行調査 | 行動調査の一種 | 浮気に限らず、対象者の行動や生活実態を確認する | 交友関係、立ち寄り先、勤務後や休日の行動など |
浮気調査というと、「浮気相手とホテルへ入るところを撮影する調査」というイメージが強いかもしれません。もちろん、不貞の証拠を確保することは浮気調査の大きな目的です。しかし、実際の調査ではホテルへ入る瞬間だけを見るわけではありません。
対象者が何時に自宅や勤務先を出たのか。どのような手段で移動したのか。どこへ立ち寄ったのか。誰と待ち合わせ、どこへ行ったのか。何時間一緒に過ごし、その後どこへ向かったのか。調査中に確認できた行動を、写真や動画とともに時系列で記録していきます。つまり浮気調査では、「浮気をしているか」という結果だけではなく、配偶者がその時間に実際に何をしていたのかを見ることになります。
参考記事:浮気調査・素行調査・証拠収集の調査項目
浮気調査・素行調査で見えてくる、家庭の外での配偶者の姿
夫婦として何年、何十年一緒に暮らしていても、配偶者が家庭の外で何をしているのかをすべて知ることはできません。「仕事で帰りが遅くなる」と言われれば、家族は基本的に本人の説明を信じることになります。
ところが、実際に浮気調査や素行調査をしてみると、聞いていた話と実際の行動がまったく違うことがあります。ただ嘘をついているだけではなく、家庭の中と外とで、振る舞いそのものが大きく変わる人もいます。
家では穏やかで優しい夫なのに、外に出ると言葉遣いが荒くなる。歩くスピードまで変わり、車の運転も荒くなる。家族と一緒にいるときには見せなかった姿を、調査中に見ることもあります。
よく考えてみれば、家族だからといって24時間ずっと一緒にいるわけではありません。「よく知っている」と思っていた配偶者も、実際にはその一部分しか知らなかったのかもしれません。
浮気を疑って調査したら、別の問題が見つかったケース
帰宅が遅くなる。休日の外出が増える。予定を詳しく話さなくなる。急にお金を使うようになる。こうした変化は、浮気を疑うきっかけになります。ところが、実際に調査をしてみると、不貞行為ではなく、家庭にとって無視できない別の問題が隠れていたことがあります。
風俗・女性用風俗に通っていたケース
帰宅が遅くなったり、休日に一人で出かけることが増えたりして、浮気を疑って調査をしたところ、特定の異性と会っているのではなく、風俗店に通っていたというケースがあります。
男性の場合だけではありません。妻の浮気を疑って調査をしたところ、女性用風俗、いわゆる「女風」を利用していたことがわかることもあります。
決まった曜日や時間になると外出し、店舗やホテルなどでサービスを利用したあと、そのまま一人で帰宅する。何度か調査をしても特定の浮気相手との交際は確認されず、外出の目的は風俗の利用だったというケースです。浮気相手がいると思っていたところ、実際に隠していたのは風俗の利用だったことになります。これもお金を注ぎ込んだり、頻回になれば、家庭を維持するが難しくなるでしょう。
キャバクラ・ホストに通って貢いでいたケース
「接待で遅くなる」「同僚と飲みに行く」と言って帰宅が遅い日が増え、浮気を疑って調査をしたところ、キャバクラやホストクラブへ頻繁に通っていたというケースもあります。
一度や二度飲みに行っていただけではなく、特定のキャストやホストを目当てに何度も店へ通い、高額な飲食代を支払ったり、プレゼントを渡したりしていました。店の外で食事をしたり、買い物をしたりしている場合には、浮気相手とデートをしているようにも見えます。
しかし、何日か調査をしてもホテルや自宅への出入りはなく、実際には店の客とキャストという関係だったこともあります。不倫ではありませんでしたが、家庭に隠してかなりの金額を使っていたことがわかりました。
パパ活・ママ活をしていたケース
夫の浮気を疑って調査をしたところ、娘と同じくらいの年齢の女性と頻繁に会っていたケースがあります。二人は食事をしたり、一緒に買い物をしたりしており、男性は女性に大金を渡したり、高額なブランド品を買い与えたりしていました。
何日か調査を行いましたが、ホテルへ行くなどの不貞行為は一度も確認されませんでした。会ってすることは、食事と買い物だけです。女性から「家が貧しくてお金に困っている」といった話を聞かされ、それを信じてお金を渡していたようでした。かなりの金額を貢いでいましたが、男性側は、いつか恋愛関係や肉体関係になれると期待していたようです。
浮気を疑って始めた調査でしたが、実際に見つかったのは不倫ではなく、若い女性に多額のお金を貢いでいるという別の問題でした。妻が年下の男性に同じようにお金を使っていた、いわゆる「ママ活」のケースもあります。
参考記事:配偶者のパパ活・ママ活は不倫になる?慰謝料請求のポイントは性的関係の有無
風俗系のお店で働いていたケース
配偶者から聞いている勤務先や勤務時間と実際の行動が合わず、「仕事と言って浮気相手に会っているのではないか」と疑って調査をすることがあります。ところが調査をしてみると、浮気相手に会っていたのではなく、家族には知らせていない別の仕事をしていたというケースがあります。
昼間は通常の仕事をしているものの、仕事が終わったあとにキャバクラや風俗店などへ出勤していたり、休日に「仕事」「友人と会う」などと言って別の店へ出勤していたりします。浮気を隠していると思って調査をしたところ、実際に隠していたのは異性関係ではなく、仕事そのものだったというケースです。
参考記事:浮気調査で配偶者の風俗勤務が発覚|慰謝料請求はできるのか
ギャンブルで借金がかさんでいたケース
帰宅時間が遅くなった。休日にも一人で出かける。お金の減り方がおかしい。こうした変化から浮気を疑って調査をしたところ、仕事が終わるとパチンコ店へ向かい、閉店近くまで過ごしていたというケースがあります。
休日もパチンコ店や競馬場、場外発売所などへ出かけている。何日か調査をしても異性と会っている様子はなく、外出の目的はギャンブルでした。その後、家計を確認したことで知らない借入れやキャッシングが見つかり、ギャンブルによる借金がかなりの金額になっていたことがわかる場合もあります。
浮気ではありませんでしたが、家族に隠れてギャンブルを続け、そのために借金までしていたという別の問題が見つかったケースです。
マルチ商法やネットワークビジネスにのめり込んでいたケース
急に外出が増え、「仕事の打ち合わせ」「勉強会、出張、講演会」「知人と会う」などと言って、夜や休日にも出かけるようになると、浮気を疑うことがあります。調査をしてみると、異性と二人で会っているのではなく、ホテルの会議室や貸し会議室、飲食店などで開かれるセミナーや集まりに何度も参加していたというケースがあります。
別の日には知人と喫茶店で長時間話をしたり、新しい参加者を連れて会場へ行ったりする。調べていくと、マルチ商法やネットワークビジネスなどの活動に熱心に取り組んでいたことがわかります。本人は家族には「副業をしている」「仕事の勉強をしている」としか話しておらず、商品購入や参加費などにかなりのお金を使っていたことが後からわかる場合もあります。
浮気を疑って始めた調査でしたが、実際に繰り返していたのは異性との密会ではなく、家族に隠して続けていたビジネス活動だったというケースです。
浮気以外の問題も、家庭に大きく影響する
ここまで紹介したケースは、どれも「浮気ではなかったから問題はなかった」という話ではありません。
若い異性に家庭のお金を何十万円、何百万円と使っている。
ギャンブルのために借金を重ねている。
配偶者に隠して風俗を利用し続けている。
家族には知らせていない仕事をしている。
こうした問題は、家計や借金、夫婦間の信頼、子どもを含めた今後の生活にも関わってきます。そして、本人が隠している以上、家庭の中からその実態を把握することは簡単ではありません。浮気を疑ったことをきっかけに調査を行い、初めて「何を隠していたのか」がわかることがあります。浮気調査で確認できるのは、不貞行為があったかどうかだけではないのです。
浮気調査・素行調査を行う前に知っておいてほしいこと
浮気調査は「いつ調査するか」が重要
浮気調査は、もちろん毎日24時間調査を行えば、いつか浮気の証拠は押さえられる思いますが、現実には難しいと思います。重要なのは、対象者が浮気相手と会う可能性が高い日をできるだけ絞ることです。たとえば、
- 毎週決まった曜日だけ帰宅が遅い
- 特定の日だけ服装や身だしなみが違う
- 残業や休日出勤が急に増えた
- 出張と言って外泊することがある
- 今までなかった予定が定期的に入る
- 外出前後だけ行動や連絡の取り方が変わる
といった情報は、調査日を決める手掛かりになります。そのため、相談時には明らかな浮気の証拠だけではなく、「最近何となく変だと思っていること」もお聞きします。依頼者様にとっては小さな違和感でも、調査日を絞るうえで重要な情報になることがあります。
参考記事:
浮気・不倫の証拠写真とは?「肉体関係が持てる状況」を示す調査報告書の条件
浮気調査を依頼する時に必要な情報とは?探偵に伝えたい項目を解説
心の準備も不可欠
浮気調査では、知りたかった事実がわかる一方で、実際に写真や報告書を見ることで大きなショックを受ける方もいます。浮気を疑っていたとしても、実際にホテルへ入る写真を見ることと、頭の中で想像していることは同じではありません。
また、今回紹介したように、浮気ではなくても、多額の浪費や借金、風俗、家族に隠していた仕事など、まったく予想していなかった事実が出てくることもあります。調査を始める前には、「自分が想像していない結果が出ることもある」ということは知っておいてください。
ただ、事実がわからないまま疑い続けている状態では、何について話し合えばよいのか、これからどうすればよいのかも決められません。つらい結果であったとしても、何が起きているのかがわかれば、そこから具体的に考えることができます。
参考記事:探偵に浮気調査を依頼する時の罪悪感|感じてしまう理由と正しい向き合い方
探偵の調査にもできること・できないことがある
探偵だからといって、対象者について何でも調べられるわけではありません。浮気調査や素行調査などの行動調査では、張込みや尾行などによって対象者の行動を確認し、その結果を依頼者様へ報告します。
そのため、実際の行動を追うことで確認できることと、行動調査では確認できないことがあります。たとえば、ご相談の中では次のようなご要望をいただくことがあります。
- 「鍵のかかったSNSアカウントの中身を見てほしい」
- 「会社のゴルフコンペに参加した人の名簿を入手してほしい」
- 「防犯カメラに映っているはずなので、その映像を確認してほしい」
- 「会社のシステムに入って、本人のスケジュールを確認してほしい」
こうしたことは、通常の行動調査で確認できるものではありません。非公開のSNSや会社内部のシステムなどに、本人や管理者の許可なくアクセスすることはできません。特に、他人のID・パスワードなどを使ってシステムへ不正にアクセスする行為は、不正アクセス禁止法の対象になります。
また、防犯カメラについても、探偵だから自由に映像を閲覧できるわけではありません。映像は設置者・管理者が管理しているため、「そこに映っているはず」という理由だけで、探偵が開示を受けられるものではありません。行動調査で確認するのは、あくまでも張込みや尾行などによって、対象者が実際にどこへ行き、誰と会い、何をしているのかという行動です。みらい探偵社®︎では、探偵業法をはじめとする法令を守り、その範囲内で調査を行っています。
調査後には「何をしていたのか」が記録として残る
客観的な調査報告書
みらい探偵社®︎の調査報告書では、対象者がいつ、どこで、誰と、どのように行動したのかを時系列でわかりやすく記録します。自宅や勤務先を出た時刻、移動経路、立ち寄った場所、接触した人物、ホテルや住宅などへの出入り、その場所に滞在した時間などを、写真とともに確認できる形にまとめます。
浮気の証拠を目的とする場合には、ただ二人で歩いている写真があればよいわけではありません。ホテルや相手の自宅などへの出入り、その前後の行動、滞在時間、相手を識別できる写真など、一連の状況がわかることが重要です。
一方、浮気以外の問題が見つかった場合にも、調査時間中に確認した行動は報告書に残ります。調査員だけが現場を見て終わるのではなく、依頼者様自身が「実際に何が起きていたのか」を確認できる形にするのが調査報告書です。
参考記事:裁判に強い調査報告書の選び方とサンプル
配偶者の生活の全体像が見えてくることもある
浮気調査で確認するのは、浮気相手と会っている時間だけではありません。対象者が自宅や勤務先を出てから、どこへ行き、誰と会い、どのように時間を過ごしているのか。その日の行動を追っていくため、普段の生活についても見えてくることがあります。
仕事が終わるといつも同じ場所へ立ち寄っている。特定の人物と頻繁に会っている。家族には知らせていない場所へ繰り返し通っている。聞いていた勤務時間や休日の過ごし方と、実際の行動が大きく違っている。
一度の調査ですべてがわかるわけではありませんが、複数回の調査を行うことで、浮気の有無だけではなく、配偶者が家庭の外でどのような生活をしているのかが見えてくることがあります。
感情を整理し、これからを決めるために
浮気調査の結果を知ったからといって、すぐに「離婚する」「許す」と決めなければならないわけではありません。実際には、証拠を見てから初めて自分の気持ちがわかる方もいます。「やはり許せない」と思う方もいれば、「離婚ではなく、相手と別れてもらって夫婦関係を立て直したい」と考える方もいます。
また、不倫ではなく別の問題が見つかれば、話し合うべき内容そのものが変わります。ギャンブルと借金が見つかったのであれば、借入額や家計への影響を確認する。異性に多額のお金を貢いでいたのであれば、どのくらいの期間、どの程度のお金が使われていたのかを確認する。家族に隠して別の仕事をしていたのであれば、なぜ仕事を隠していたのか、収入や生活がどうなっているのかを確認する。
何が起きているのかわからない状態では、どうしても想像をもとに判断することになります。事実を確認したうえで、これからの夫婦関係や自分自身の生活をどうするのかを考える。そのための材料を得ることも、浮気調査を行う意味のひとつだと、私たちは考えています。

よくある質問
- 浮気調査をして、不貞行為が見つからないこともありますか?
-
多くはありませんが、あります。ただし、不貞行為が確認されなかったからといって、必ずしも「何も問題がなかった」ということではありません。風俗への頻繁な出入り、異性への多額の貢ぎ、キャバクラやホストへの高額な支出、ギャンブルによる借金、家族に隠した仕事など、浮気とは別の問題が見つかることがあります。
- 配偶者の行動パターンがよくわからなくても調査できますか?
-
調査は可能です。ただし、帰宅が遅くなる曜日、休日出勤、出張、最近増えた外出、普段と違う予定などの情報があるほど、調査日を絞りやすくなります。「浮気の証拠とは言えない」と思うような小さな変化でも、調査計画を立てるうえでは手掛かりになることがあります。
- 浮気以外の行動が見つかった場合も報告してもらえますか?
-
調査時間中に確認した対象者の行動は、浮気に関係するものだけを選んで記録するわけではありません。どこへ行ったのか、誰と会ったのか、どのように過ごしていたのかなど、実際に確認した行動を記録します。そのため、浮気を疑って調査を始めた場合でも、風俗、ギャンブル、家族に隠していた仕事など、別の行動が確認されることがあります。
まとめ:浮気調査は、これからを決めるための調査でもある
浮気調査というと、「不倫の証拠を取るためのもの」と思われることが多いかもしれません。もちろん、不貞行為の証拠を確保することは大きな目的です。しかし、私たちが実際に多くのご相談や調査に関わっていると、浮気調査の役割はそれだけではないと感じます。
配偶者が本当はどこへ行っているのか。誰と会っているのか。何に時間やお金を使っているのか。
家庭では見えなかった事実がわかることで、初めて問題の中身がはっきりすることがあります。不倫であれば、不倫の問題として対処する。借金が見つかれば、お金の問題として対処する。異性に多額のお金を貢いでいるのであれば、その事実を踏まえて夫婦で話し合う。家族に隠して別の生活をしていたのであれば、なぜそれを隠していたのかを確認する。
調査をしなければ、「浮気かもしれない」という疑いのまま見えなかった問題が、実際の行動を確認することで具体的になります。そして、調査結果を見たからといって、その場ですぐに「離婚する」「許す」と決める必要もありません。
証拠を確認してから、離婚や慰謝料請求を考える方もいれば、浮気相手と別れてもらい、夫婦関係を立て直したいと考える方もいます。不倫ではなく別の問題が見つかったのであれば、話し合うべき内容そのものが変わります。浮気調査は、証拠を取って終わるためだけのものではありません。
今、家庭で何が起きているのかを知り、その事実をもとに、これからどうするのかを決めるための調査でもあります。違和感を感じたら、まずはみらい探偵社®︎にご相談ください。

