『出張』の嘘:月の半分を愛人宅で過ごす二重生活の実態

「また出張?」「今週末も家にいないの?」そう思いながらも、「仕事だから仕方ない」と自分を納得させてきた方も多いのではないでしょうか。
ですが、実際にはその“出張”が愛人宅への外泊だったというケースは、探偵社へのご相談の中でも非常に多いのです。月の半分を愛人と過ごす二重生活は、家庭を大切にしているように見せながら裏では別の“生活”を築いている、深い裏切り行為に他なりません。
家にいる時には「普通」を演じる
平日は朝食を家族と一緒にとり、夜もそれほど遅くならずに帰宅。週末も家族と買い物やお出かけ。まるで「家庭を大事にしている夫・妻」のように振る舞います。
しかしその裏では、「週末は出張になるかも」「来週は現地視察だ」と前もって口実を仕込んでおき、家族の警戒を解いていきます。
繰り返す“出張”は愛人宅滞在
1泊〜数日間の『出張』を繰り返し、実際は愛人宅に滞在。家族には「現場直行」「ホテル泊」ともっともらしい説明をします。あなたが家で待っている間、別の場所で「もうひとつの家庭」を楽しんでいるのです。毎週末に出張等、パターンが決まっている場合は比較的気付きやすいですが、ランダムに出張を挟んでくる場合は、発覚に時間がかかることもあります。
「出張だから仕方ない」と思わせやすい職種と理由
泊まりでの出張が多い仕事はたしかに存在します。例えば…
- 講師・研修トレーナー:全国でセミナーや研修を行う。
- 建設・設備関係:地方現場に長期滞在する。
- IT・通信エンジニア:システム導入や障害対応で泊まり込み。
- 医療・製薬関係:学会や手術立ち会いで出張が多い。
- 研究職や大学教授:学会や現地調査。
- 営業・イベント業界:地方顧客訪問や展示会対応。
- マスコミ関係:取材や災害対応で長期滞在。
これらは本当に仕事で泊まり出張がある業種ですが、だからこそ「不自然に思われにくい」点を悪用されやすいのです。
さらに巧妙なケースでは、実際には出張していないのに、わざわざ東京や大阪にある地方のアンテナショップで“ご当地のお土産”を買って帰ることもあります。「ちゃんと出張に行ってきた証拠」のつもりなのでしょうが、よく見るとその土地でしか手に入らないはずの商品ではなかったり、パッケージに“都内限定”と書かれていたりと、思わぬ矛盾が表に出ることもあります。
「仕事のために頑張っているんだ」と信じて送り出していた時間が、裏では愛人との逢瀬に使われていたと知ったときの衝撃は計り知れません。
月の半分を奪われる二重生活も
月に12〜15日も外泊すれば、家族より愛人と過ごす時間の方が長くなります。これは単なる浮気ではなく、事実上「二重生活」「同棲状態」です。
「仕事のため」と信じていた時間が、すべて裏切りに塗り替えられていたと知ったとき、多くの方が「私は何を信じてきたのだろう」と心を深く傷つけられます。
気づいたときに大切にしてほしいこと
「そんなはずない」と思いたい気持ちは自然です。ですが、その小さな違和感は後から振り返ると真実を示すサインだった、という方が多いのです。大切なのは、問い詰める前にまずは冷静に証拠を押さえること。
- 出張命令書や会社の記録と照らし合わせる
- 宿泊先や交通手段の領収書に不自然さがないか確認する
- カーナビやICカードの移動履歴をチェックする
- お土産の入手経路や販売元を調べる
- 探偵社に頼んで、浮気の証拠を押させる
こうした積み重ねが、裁判や慰謝料請求の場面で強力な支えとなります。

まとめ
「出張」という言葉は、家族にとっては「仕方ない」と思わせる強い理由になります。だからこそ、浮気を隠す口実としても使われやすいのです。毎週末のように家を空ける、月の半分も家族と過ごしていない、さらに不自然なお土産までもらってくる…それは単なる仕事熱心さではなく、裏切りのサインかもしれません。
その違和感を無視せず、自分の心を守るために冷静な行動を取りましょう。あなたが感じている不安や怒りは、決して間違ってはいません。真実を明らかにすることで、未来を選び取る力を取り戻すことができます。
