良い探偵の選び方:求人情報をチェック①|調査員の募集内容からわかる調査力の差

探偵社を選ぶとき、まず目がいくのは「料金」や「実績」「口コミ」ではないでしょうか。もちろん、それらは大切な判断基準です。けれども、もう一つ、意外と見落とされがちなチェックポイントがあります。それが「求人情報」です。求人を見れば、その会社がどんな人材を採用し、どんな体制で調査を行っているのかを知る手がかりになります。浮気調査は、依頼者様にとって人生の大きな決断に関わるもの。だからこそ、調査を任せる相手がどのような人たちなのかを理解しておくことは、安心の第一歩になるのです。
探偵社選びで意外と見落とされがちな「求人情報」
多くの方が探偵社を比較する際、料金プランや口コミの評価を重視しますが、「求人情報」にはその会社の考え方や体制が正直に表れています。どんな人を採用しているのか、どのような働き方を前提としているのか…それを知るだけで、ホームページや広告では見えない部分が見えてきます。調査の現場に立つのは、結局“人”です。どんな機材を使っても、それを扱う人が未熟であれば意味がありません。だからこそ、探偵社の求人をチェックすることは、調査の成功率を上げるための有効な手段なのです。
「未経験歓迎」という言葉をどう受け止めるか
探偵の仕事は、尾行・張り込み・証拠撮影など、高度なスキルと集中力が求められます。それにもかかわらず、求人票に「未経験歓迎」「OJTで経験を積めます」と書かれている会社は少なくありません。この言葉自体が悪いわけではありません。新人を育て、業界を活性化させることは素晴らしいことです。ただ、依頼者様の視点から見れば、「経験の浅い、もしくは無い調査員が現場に入っている可能性もある」という点を念のため意識しておくことが大切です。もちろん、しっかり研修を行ってから配属する会社もあります。大事なのは、“どの程度の経験を持つ人があなたの調査を担当するのか”を確認しておく姿勢です。それだけで、安心感は大きく変わります。
月給20万円は、実はほとんど最低賃金水準
求人でよく見かける「月給20万円〜」。一見普通に思えますが、実は東京都の最低賃金(2025年時点)でフルタイム勤務すると約19万6,000円前後になります。つまり、20万円という数字は、ほぼ最低賃金に近い水準です。探偵の仕事は夜間や休日対応も多く、責任も重い業務です。それに見合う給与でなければ、優秀な人材を長期的に確保するのは難しいのが現実です。そのため、入れ替わりが激しくなり、結果的に経験者の比率が減るという可能性もあります。もちろん、給与だけで会社を判断すべきではありませんが、求人条件から“どんな人材を求め、どれだけ人を育てる体制があるか”を考えることは、探偵社選びにおいて重要な視点です。
「3名体制」「複数名での調査」に潜む誤解
「3名体制での尾行」「複数名での調査」といった表現は安心感を与えるものです。しかし、実際にその中に新人調査員が含まれている可能性もあることを覚えておきましょう。調査人数が多いほど成功率が上がるわけではありません。むしろ、経験や技術がばらつくことで連携が乱れ、調査の質が下がるケースもあります。新人が入ることで、教育担当は調査に集中出来ないかもしれません。探偵に必要なのは“人数”ではなく、“質”。つまり、一人ひとりの判断力と経験値です。複数名での調査が効果的なのは、全員がプロである場合に限られます。
みらい探偵社®︎の方針:新人ゼロ・全員がプロ調査員
みらい探偵社では、いわゆる“研修中の新人”は在籍していません。すべての調査を、豊富な経験を持つプロ調査員が担当します。現場では一瞬の判断がすべてを左右するため、経験の差がそのまま結果の差につながります。依頼者様の調査は一度きりの本番。だからこそ、どんな現場にも熟練の調査員だけを派遣し、確実な結果をお届けする体制を整えています。私たちは「誠実第一」を掲げ、依頼者様の信頼に応えるため、常に最高のチームで調査に臨んでいます。

まとめ:求人を見ることは「安心して依頼するための準備」
求人情報には、その会社の本質が隠れています。「未経験歓迎」「月給20万円〜」といった一見何気ない表現の中にも、会社の方針や体制が見え隠れします。探偵社を選ぶときは、料金や知名度だけでなく、求人を通して「どんな人が現場で動いているのか」「どんな会社が調査を支えているのか」を知ることが大切です。これは疑うためではなく、安心して任せるための確認です。大切な調査を託す相手を見極めるために、求人という視点を、ぜひ加えてみてください。
