浮気発覚後の現状維持(見なかった=浮気が無かった事にする)は可能?:メンタルヘルスへの影響と最悪のシナリオ
例えばお子様がいるご家庭の場合、親として、お子様のために『配偶者の浮気』を我慢することは英雄的な行動のように思えるかもしれません。特にお子様のことを第一に考えるタイプの方は、「自分だけが我慢すれば良い」と考えがちです。しかし、この『配偶者の浮気』問題に関しては、良かれと思った我慢が逆に、家庭に深刻な影響を及ぼすことがあります。このブログでは、なぜ現状維持ではなく早期解決が必要なのか、詳細に解説します。
浮気の放置は決して『現状維持』ではなく、放っておくとどんどん進行して酷くなるもの
浮気の最初のきっかけは、単なる一時的な家庭からの逸脱や逃避かもしれません。ですが、時間と共に浮気相手との関係は強固になり、配偶者が家庭から離れていく可能性があります。これは、感情的な距離の拡大だけでなく、経済的な問題や法的な問題を引き起こす可能性もあります。
すなわち遊びが本気になり、本来は家庭や家族のためのお金が浮気相手のために浪費されたり、浮気相手との生活が確立して二重生活になったり、最悪は浮気相手との間に子供が生まれて第二の家庭ができてしまったりします。
我慢の限界でストレスが蓄積、精神疾患になる可能性も
浮気問題を長期間放置することで心理的なストレスが蓄積し、精神的な健康を害するリスクがあります。鬱病や精神疾患の発症の可能性も否定できません。長期間のストレスは心身の健康を脅かします。特に、心の問題は隠れたまま悪化しやすく、最終的には日常生活に支障をきたすレベルになることもあります。(実際に精神科や心療内科に通い出す依頼者様は多いです。)
また、家族から見て、理由の不明なイライラ(浮気のことは見て見ぬ振りなので、明確な理由が言えない状況)は、ただ単に機嫌の悪さや性格の悪さと捉えられがちです。これでは親としての機能にも影響を及ぼし、お子様の精神的な安定にも悪影響を与えかねません。家庭の中でいつも不機嫌な親は、明るい雰囲気を壊し、会話のしずらい家庭となります。
メンタルヘルスが損なわれると、冷静な判断が難しく、浮気調査も困難になる
我慢の限界に達した時、やっと浮気調査をする決心がついたとしても、もう冷静な判断ができないような状況になっていることがあります。以前は浮気の兆候や傾向に気付けていたのに、疑いすぎていつ浮気をしているかの判断がつかない場合、調査期間が伸び、調査費用は高くなる傾向があります。また、浮気している配偶者を『上手に泳がせる』ことができなくなり、調査をしていることをバラしていまったり、警戒させてしまい、浮気調査自体が困難になることも考えられます。
精神疾患になると、浮気調査の依頼ができない場合もある
配偶者の浮気を我慢するあまり、メンタルヘルスを崩し、精神科や心療内科にかかることがあります。ですが重要な点は、調査依頼の前に、鬱病や精神疾患等と診断が下りた場合、そのような疾患を患っている方からの浮気調査の依頼を、探偵社が承ることが難しいことがある、ということです。
つまり、メンタルヘルスが悪化すると、浮気の証拠をつかむ「探偵社に依頼するチャンス」さえ失われてしまう可能性があるのです。
「浮気をされた側の配偶者」のヒステリーや暴言等を理由にした離婚の脅威
さらに最悪なシナリオとして、浮気された側の配偶者のメンタルの崩れを理由に、浮気をした配偶者から離婚を迫られることがあります。証拠もないのに、何回も浮気を問い詰めたり、家庭内でいつも不機嫌な態度を取ってしまっている場合、「性格の不一致」や「夫婦の破綻」などと言われてしまい、離婚を主張されることがあります。
この場合、浮気は隠されたまま、「浮気をされた側の配偶者」のメンタル不調が離婚原因とされ、最悪の場合は「浮気をされた側の配偶者」が慰謝料を支払う羽目になることもあり得ます。家族のためと思ってした我慢が、このような最悪のシナリオを招くことが起こりうるのです。
まとめ
このように、配偶者の浮気に気付いたら、可能な限り早期に問題に対処することが重要です。長期間の我慢や放置は、家庭内の問題をより複雑化させ、メンタルヘルスにも悪影響を与えます。もし浮気が疑われる場合は、専門家の助けを借りて、問題を解決するための適切なステップを踏むことが家庭を守る鍵となります。
浮気問題に直面した際、特にお子様の存在は決断を複雑にします。しかし、浮気問題を放置することは、家庭の安定だけでなく、精神的な健康にも深刻な影響を及ぼします。問題の早期解決は、家庭の危機を回避し、メンタルヘルスを守るためにも重要です。配偶者の浮気が疑われる場合は、専門家に相談しアドバイスを求め、適切な対処を行うことが、家族全員の幸福につながります。
自分自身と家族のために、適切なアクションを取りましょう。みらい探偵社®︎が力になります。