「忘年会で終電逃した」は死語に⁉︎ 減りゆく社内行事と疑うべき朝帰り

近年、コロナ禍や働き方改革の影響で、企業主導の忘年会が大幅に減少しています。そのため、古典的な浮気の言い訳として用いられていた「忘年会で遅くなった」というフレーズは、もはや通用しにくくなっているのが現状です。もし配偶者が「忘年会だから朝帰りした」と主張するなら、その裏側には不審な行動が潜んでいる可能性あるかもしれません。本記事では、忘年会の減少傾向の今、浮気を見抜くためのポイントや健全な関係を築くための対処法まで詳しく解説します。

忘年会の減少が示す現代企業文化の変化

かつて多くの企業では、年末になると職場単位での忘年会が当たり前のように開催されていました。上司・部下の垣根を越えた交流や日頃の労をねぎらう「社内行事」として、毎年恒例で行われていたのです。二次会・三次会にとどまらず、最終的に朝まで続くということも珍しくありませんでした。しかし、近年は以下のような理由から忘年会の開催が減少傾向にあります。

コロナ禍後の影響：大規模な対面イベント自体が敬遠される傾向
働き方改革：プライベート時間やワークライフバランス重視の流れ
コスト削減：企業側の経費見直しによる接待・懇親会の抑制
オンライン忘年会の増加

また、対面を避けたオンライン形式のイベントが一時期盛り上がったものの、これも近年は熱が冷め、参加率は限定的なものになりつつあります。
このような状況下、もし配偶者が「昔通りの忘年会があった」と言い張る場合、その時点で若干の不自然さを感じ取ることができるでしょう。

浮気の定番「忘年会の言い訳」の崩壊

従来、浮気の口実として「忘年会」が便利に使われてきました。二次会・三次会などを理由に帰宅が遅くなり、朝帰りするパターンは珍しくありませんでした。しかし、現在は忘年会自体が珍しくなり、かつ以下のような問題点が浮上しています。

パワハラ上司の減少：昭和の時代の上司のように、新人に飲ませて潰す、ということも減っています。「上司に飲まされて酔った」という言い訳も現実的ではありません。
情報共有の容易化：社外からも、会社や同僚のSNS等から「忘年会」の情報を知ることが可能な場合があります。

忘年会を名乗る口実が時代遅れになった今、浮気の隠れ蓑としては通用しにくくなっているのです。

朝帰りや長時間の外出を疑うべきサイン

配偶者が忘年会を理由に朝帰りしたり、終電を逃して長時間外出するケースに遭遇したら、以下の点をチェックしてみましょう。

詳細・具体的なエピソードを質問する：
「どこの店で開催したのか」「何人参加していたのか」「誰がどんな話をしたのか」など、具体的な質問をさりげなく投げかけます。答えが曖昧だったり、しどろもどろ・めんどくさそうになる場合は疑わしいでしょう。朝まで盛り上がるほど楽しかったはずなのに、具体的なエピソードが全く出てこない場合も、嘘の可能性が高いと言えます。
スケジュールの整合性を確かめる：
本当に忘年会が開催されているのなら、かなり前から事前告知があるはずです。配偶者がその情報を隠そうとしたり、示せない場合は不自然と言えます。
SNSや位置情報の活用：
SNS上で同僚が忘年会の様子を投稿していないか、あるいは配偶者がどこにいたのかを確認する手段もあります。今や多くの情報がオンラインに残るため、裏付けを得られる可能性もあります。

配偶者と信頼関係を取り戻すための対処法

浮気の可能性を感じたからといって、すぐに結論を出したり、問い詰めたりするのは早計です。冷静に判断し、後悔のない行動を取りましょう。

浮気は未遂だと信じる場合：
オープンな対話を試みましょう。感情的にならず、なぜ疑念を抱いたのかを素直に伝えます。ただし、実は既に浮気していた場合、配偶者に疑っていることを知らせることになりますので、証拠は取り辛くなります。
配偶者を泳がせたまま情報収集する：
配偶者の浮気を疑っていると気付かれないように情報を集めましょう。スケジュールのチェック、検索履歴、SNSなどから怪しい点がないか洗い出しましょう。
外部の専門家に相談：
探偵やカウンセラーといった専門家に相談することで、冷静かつ客観的な視点を得られることもあります。浮気の疑いが濃厚な時は、いち早く探偵へ依頼することで、問題の早期解決がはかれます。

こうした取り組みによって、浮気が事実であれば真相解明へ、誤解であれば関係修復へと進める可能性が高まります。